日本人の方が中国で就業する場合、就労ビザが必要となります。ビザの種類、どのような方が取得できるのかについてご説明していきます。
注)下記は2023年1月時点での情報です。
中国のビザの範囲や規定は不定期に変更となりますので、最新の情報のご確認をお願いします。
中国の就労ビザの種類
中国への長期滞在を基本とした赴任を行う場合、ほとんどのケースでは「Zビザ」を取得することになります。
・Zビザ(中国において就労を目的とする者)
・Rビザ(中国が必要とする高度人材および専門分野の人材)
・Mビザ(中国における商用・貿易活動を目的とする者)
・Fビザ(中国における交流・訪問・視察などを目的とする者)
「Zビザ」の取得条件(目安)
地区によって異なるため絶対条件ではないのですが、基本的には下記条件が目安となります。
【Zビザ取得可能条件の目安】
・大学卒業者(学位取得者)
・最低2年間の就業経験があること
・18歳以上、60歳以下
・健康に問題がないこと
・犯罪歴がないこと
・中国での就業先が決まっていること
・パスポートに6ヵ月以上の残存有効期間があること
上記は目安となり、実際には、公安局(出入国管理局)と人力資源社会保障局での審査によって決定します。上記を満たしている方で中国で働きたいという方は、ぜひ一度ご相談ください。
※もし大学を卒業していなかったり、2年以上の就業経験がない方であっても、点数制(ポイント制)によってZビザを申請する方法があります。
以下の表で採点し、60歳未満でかつ60点以上あれば、Zビザを取得できる可能性があります。
https://www.pdrcfw.com/ServiceDetail.aspx?ServiceType=E10&id=1922
ビザ=〇入国許可、×滞在許可
ビザは「滞在許可」ではなく、「入国許可」です。
ビザを持って入国後、別途、居留許可証の申請が必要となります。
Zビザの有効期間は、発給から3ヶ月間です。
就労ビザを取得してから3ヶ月以内に中国に入国し、入国日から30日以内に就業許可証および居留許可の申請を行わなければなりません。
1年後も就労を続ける場合は、ビザの延長手続きを行うことで滞在を続けることができます。
アスシアの転職サポートを使った場合の流れ
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